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【トゲだらけ】ボツワナのトレイル事情について

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南部アフリカのボツワナにてMTBライドを行った際のレポート、後編です。

前編では塩湖での不思議な風景をご紹介しましたが、

後編では首都にほど近い
Mokolodi Nature Reserve(モコロディ自然公園)
に拠点を移してのライドをご紹介したいと思います。

今回、私がボツワナに行くきっかけは、このモコロディで行われる予定だった

「カラハリチャレンジ2018」

というMTBレースに出場する為だったのですが今年度はスポンサーの事情で
イベント自体がキャンセルになってしまいました。

そんな事情でガッカリしていた自分に気を使ってくれたのか、この地でのライドは
「カラハリチャレンジ」で昨年使われたコースを中心に紹介して頂きながら走りました。

★一緒に走っていただいたローカルライダー達★

▼Darius ダリウス
darius.jpg
スペシャライズドのハードテール29erをワイドレンジ11sコグにより1×11にカスタマイズして乗っています。
フィジカル半端ないので登り超早いです。

▼Stephan ステファン
stef.jpg
スコットの27.5plusハードテールを駆るナイスガイ。MTB歴の長いベテランです。
砂がちなボツワナではplus規格のタイヤはベストチョイス。


幹線道路は舗装されていますが、一本脇道に入るとまだまだ未舗装路が多いです。
toge11.jpg

「今日はどっちいく?」とワイワイやりながら走るのはどこでもいっしょですね。
toge13.jpg
ちなみに右横を走る道路は「A-1」という幹線道路
「日本でいうと東名高速みたいなものです。」と説明受けました。
ちなみに現地のローディー達はこの道で120㎞走行中の車の脇を走ってます。コワイ!

一方トレイルは普通にウシが野放し。のんびりしています。
toge12.jpg
ボツワナでは牛が貨幣価値をもっていて、多くの人が育てています。

蟻塚があちこちにあります。
toge14.jpg
松本零士の漫画で車がぶつかったりするアレです。
こうやって実際に見られて嬉しいです。


トレイルが縦横無尽に走るこの地ではルートファインディングが難しいのでGPSが必須アイテム。
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走ってる場所はモロに「カラハリ砂漠」なんですが木が生い茂っている箇所が多いです。
その表情は実に豊かで多彩、砂漠という言葉のもつイメージが変わります。
toge10.jpg
この辺のイメージは海岸の防風林の中が近いかなと思いました。

そんな林の中を抜けると突然巨岩が!
toge09.jpg


大きな岩の上でダムを眺めながらの休憩、向こう岸は南アフリカ共和国 !
toge07a.jpg
こうやって国境が間近にあるのも島国に暮らす自分には不思議な感じです。



そして

この土地を走るにあたって避けられないのが

植物のトゲ
OSTBSD_15.jpg


どのくらいヤバいかというと

この太さの殺る気に満ち溢れたトゲが次々に現れます。サングラス必須です。
toge02.jpg

足元もこんな感じで容赦無し。
toge03.jpg
草食動物に喰われまいと植物が必死に進化した結果がこれです。

トゲにやられるとこんな感じ。
toge_sasari.jpg
トゲの先端がカギ爪状になっていて皮膚に残るというどこまでもエグイ仕様。
この画像は友人のもので見せられて「気を付けよう」と言っていたのですが、

自分は初日走り出して30秒で刺さりました。

写真撮り忘れるぐらい痛いです。


また、植物の種子も動物の足裏に刺さって運ばれる様に進化しているもの多々あり、それがタイヤに刺さります。
toge01.jpg

中でもこのハマビシの種が最もポピュラーな「敵」
toge04.jpg
ライドごとにタイヤから抜くという作業を繰り返してました。

刺さった種を抜くとシーラントが滲み出てふさぐ様子がわかります。
toge05.jpg
シーラントが穴を塞ぐ様子なんて数回しか見たことが無かったのですが、この土地ではこれが日常。

現地のライダーは釘みたいなトゲが刺さってシーラントが機能しなくなっても、誰も慌てない。
手際よくチューブレス用パンク修理キットを使ってリカバリーします。
toge06.jpg

▼1回のライドでどのくらい種子が刺さっているかは動画でご覧ください


ボツワナのMTBライドはチューブレスシステム無しには成しえないのでした。

タイヤに関しては貫通画像ばかり見せられていたのでとにかく耐パンク能力の高いタイヤを!
ということでパナレーサーさんの「FIRE27.5PRO タイヤ」をチョイス。
4日走り、連日トゲに小貫通されたのですが無事でした。
2.35と砂地をメインとするにはちょっと細めなサイズなのですが、今回は雨の降った後ということで砂地も底がある感じだったのでこのタイヤで良かったと思います。

現地のライダーに話を聞いていると乾季バリバリのシーズンだとトレイルも九十九里浜みたいな緩い砂地になるみたいなのでplus規格や2.6程度のもっと浮力を持たせたタイヤがイイのかなあと思いました。
トゲの貫通についてはどのタイヤ履いていてもやるときはやるし、このシチュエーション下でもシーラントがバッチリ仕事するのも判ったので余程ケーシングが薄いタイヤで無ければ好みで選んで問題ないと思います。

まとめ
帰国時、首都ハボローネから飛んだ飛行機上から2日間楽しく走らせていただいたトレイルが見えました!
toge15.jpg
ちょうど右端中央から左へ向かって高速を超え、鉄道を超え、ダムまで走り、帰りはまた別ルートで右端の緑深い所まで走ったのですが、空から見ても広い場所を走っていた事を実感しました。

学生時代、インドネシアへMTBを連れて旅に出た時から20年ぶりの海外ライド。

自転車を持っていくのは一苦労ですが、その苦労を超えた楽しさがあるのを思い出しました。

海外に限らず、自転車を使った旅の良いところはその土地の感覚がダイレクトに伝わってくること。

また気になる土地があったら自転車を持って旅に出てみたいと思います!

※海外向け輪行事情についてはまた後日まとめたいと思います。

※ありがとう
ボツワナ海外シニアボランティア 吉田さん
現地ライダーの皆さん

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